みなさん、活版印刷をご存知でしょうか?金属などに文字や絵柄の凹凸を彫り、圧力をかけることでインクを紙に転写するレトロな印刷方法です。
『銀河鉄道の夜』では主人公のジョバンニが活版印刷の活字拾いのお仕事をしていましたよね。
尾道ではそんな活版印刷の体験ができるお店があるんです。
活版体験!「活版カムパネルラ」
活版印刷の体験ができるお店、その名も「活版カムパネルラ」。
銀河鉄道の夜を思い出させる名前ですね。
こちらは活版印刷に使用される「活字」この文字を組み合わせて、印刷を行います。
ひらがな・カタカナ・漢字と膨大な数の活字がありました。
活版体験には2種類あり、きまった図柄から版を選ぶAコース(800円)、好きな図柄で活字拾いが体験できるBコース(2,800円)とあります。
私たちはAコースを体験してみることにしました。
こちらは印刷できるインクの色。
その日初めてワークショップを体験する人が色を決めることができるそうです。
今回は私たちが1番のお客さんだったため、白色を選びました。
店員さんが活版印刷をおこなう機械の台にインクを載せていってくれます。
インクをまんべんなく広げたら
選んだ紙を設置して
グッとレバーを押して圧力をかけます。
みごと印刷されていました!
圧をかける力によっては少しへこんだデボス加工のようなものや、インクのかすれなどを表現できます。
こちらは完成品。
Aコースは様々な紙から5枚を選んで印刷できます。
印刷したカードの包装を待っている間に店内でボルダリング体験。
上まで登ったら、いい感じのソファでひと休憩。
ボルダリングをしなくても、かわいい雑貨などを見て回ることもできますよ。
活版カムパネルラへの行き方
住所:〒722-0033
広島県尾道市東土堂町11−2
サイト:http://campanella-letterpress.jp/
行き方
千光寺へ向かう「千光寺新道」の入り口、線路をくぐってすぐの場所にあります。
まとめ
レトロかわいい尾道にぴったりなレトロ印刷が体験できる「活版カムパネルラ」。
他とはひとあじ違う旅の思い出を作れちゃいます。
名刺などであれば版を作って活版印刷での制作も可能だそうなので、活版印刷が気に入った!という方はそちらの制作も頼んでみては?